日記
卵と葱の炒飯
おしるこ
サラダ
新年
かずのこ
2025年1月
かずのこ
三が日は自宅でのんびりと。
今年はおせち料理を作らず、イタリアンレストランからお正月のお料理をお取り寄せしました。ローストビーフ、牛肉の煮込み、フレッシュなクレソン、ミニトマト、イタリアのチーズの類い... それに林檎のケーキとワインも追加で頼みました。これらは三が日の夜の食事として。
朝昼はお正月らしいものを少しだけ用意。そのひとつがかずのこです。塩蔵かずのこは年末に塩出しして、新年に食べ頃になるように昆布出汁と調味料に浸しておきました。
紅白蒲鉾はお正月なのでグチ(イシモチ)100%のものを選んでいます。あえものやサラダ用に菜の花や三つ葉などの春野菜も買い揃えました。
そして甘味も欲しくなるので梅型の最中、小さなサイズの羊羹を味違いで幾つか用意。
コンパクトながらお正月らしさが充分あります。何より作るのも食べるのも気が楽で、心身共に穏やかなお正月です。
サラダ
お雑煮に使った食材の余りでサラダ。
日頃、食事の際に生野菜を摂ることが習慣となっているからか、お正月も生野菜サラダを欲しくなります。
そこで、都合良く余ったお雑煮の食材でサラダを作りました。和食のサラダなのでお箸でつまみやすく切り揃えています。
果汁の酸味が強い柚子は、主に皮を香りづけに使いますが、お酢の代わりに柚子果汁も絞って使っています。
つくりおきのものが多くなるお正月料理ですが、野菜のみずみずしさと絞りたての柚子の香りは、ほかのお料理を引き立てる箸休めの役割にもなるので、ちょっとしたサラダはおすすめです。
今年はお正月休み中に、いい具合に食材を使い切りました。いい気分。
おしるこ
小豆は好きなのに、一年を通して、作ることも食べることも稀なおしるこ。
日頃、おしるこならば最中や羊羹を選択しますが、なぜか今季はおしるこに惹かれて、美味しそうな粒あんを用意。二人前の量でも充分でしたが、ひとりで欲張っていただきました。
こんがり焼いたお餅も美味しい。
お正月のお餅は地域によって1月15日までは焼かないという風習がありますね。私の育った地域も焼かずに食す地域だったため、長いことお正月のお餅は焼かずにいただいていました。
しかし、ここは東京なので、今年の三が日のお雑煮も焼いたお餅を入れていただきました。
そもそも、普段もお料理も焦げ目や焼き目の香ばしさは調味料のひとつだと思っていることもあって、やはり、お雑煮もお汁粉も焼いた香ばしさが加わると一段と美味しく感じます。
新年
あけましておめでとうございます。
元旦の東京は予想以上に暖かく感じ、早めの時間に近くの神社に初詣。
戻ってから、前日に下ごしらえしておいたお雑煮を仕上げて、いただきました。
暖かいとはいえ、身体は冷えていたようで、例年以上に美味しかった。
今年のお雑煮は昆布出汁をじっくりと水出ししておき、鶏肉をたっぷり加え、人参と大根は松竹梅で型取りしておめでたく。刻み三つ葉と柚子も欠かせません。
味つけはみりんと醤油、仕上げに塩で調えています。お餅の香ばしさが出汁に馴染んで、いいお出汁のお雑煮が出来上がりました。
今年一年を心穏やかに過ごせますように、お祈り申し上げます。
卵と葱の炒飯
長葱の美味しい季節。
生のままですと、辛味のある強い香りですが、加熱すると何ともいい風味に変わります。
だから鍋ものの具にもたっぷり。先日も鶏鍋に3本使いました。そもそも鍋のときも具材の数を、そう多くはせず、3種類程度でまとめるので、一種類ずつをたっぷり使います。
さて、こちらの炒飯にもたっぷりの葱。肉類は加えずに葱と卵だけの炒飯。
刻んだ長葱はよくよく炒めて甘味に変化させます。
生ではちょっとクセのある香りもよく炒めることで穏やかな風味になり、ご飯ともよく馴染みます。
仕上げにしょうゆを加えてほんのり焦がし、香ばしさをプラス。